2023/10/23 09:00の予想天気図：大雪・丹沢

高気圧が連なって次々に日本列島を通過していく。北海道ではまだ等圧線の間隔が狭く、風が強い予想。丹沢は高気圧に覆われる。

寒帯前線ジェットに伴うトラフも通過し、北日本でも回復傾向。

大雪ではまだ風が強い時間が続く。9時の予想では最大40 KT(=20 m/s)の西風で、21時の予想でも30 KT(=15 m/s)の西北西風と解析している。ただし海上では風速が落ち着き、寒気も北上してゆくため雪雲の生成は次第に鈍くなるか。本州では、21時の予想で内陸に局所的に高気圧が解析でき、この風と太平洋に抜けた高気圧の風がぶつかり合い、丹沢周辺で風の収束を発生させている。このため、午後は雲の発生が予想される。

高気圧が連なっているものの、各所に発生しているため所々風の収束(前述の850 hPa中の赤線)による上昇流が解析できる。温度分布からはまだ寒気の南下が支配的であることが分かる。気温は、大雪で-3℃、丹沢で8℃。

気温は、大雪では-21℃、丹沢では-18℃。丹沢では気温減率が大きく(0.61 ℃/100 m)、高層雲がっ見られる可能性あり。