Jedi_uma

高層天気図の読み方

700&500 hPa予想天気図(FXFE5782)

今回は700 hPaと500 hPaの予想天気図の読み方を解説します。700&500 hPaの高度と天気図としての役割700 hPaは高度約3000 m、500 hPaは高度約5500 mになります。同じFXFE5782で描かれる、850&...
高層天気図の読み方

850&700 hPa予想天気図 (FXFE5782)

今回は850 hPaと700 hPaの予想天気図の読み方を解説します.850&700 hPaの高度と天気図としての役割850 hPaは約1500 m,700 hPaは約3000 mの高度になります.850 hPaでは下層大気の温度分布を理解...
日々の天気図解析

2023/01/02 21:00の予想天気図

冬型の気圧配置が続く.北陸より北では雪が強まる.地上(等圧線・前12時間降水量)東西の気圧差が56 hPaまで広がり,季節風が強まる.日本海側で雨雪が強まる予想.850 hPa(等相当温位線・風)寒冷乾燥の285 K以下の空気 (青塗り)の...
日々の天気図解析

2023/01/01 21:00の予想天気図

冬型の気圧配置に.北陸では雨,それより北では雪.地上(等圧線・前12時間降水量)大陸に1048 hPaの高気圧が,オホーツク海に996 hPaの低気圧が解析され,等圧線の走行が南北に走る西高東低型の気圧配置になる.次第に季節風が強まっていく...
高層天気図の読み方

500 hPa予想天気図 (FXFE502)

今回は500 hPa予想天気図の読み方の解説をします.500 hPaの高度と天気図としての役割500 hPaは高度にして約5500 mになります.気象現象のほとんどが起こるのは高度0~11 km (気圧約1000~200 hPa)ですから,...
天気図に登場する用語集

渦度・偏西風

渦度とは?渦度とは一言で,流れの回転に伴う量です.下の例をご覧ください.流れの速さに差が生じると,その間を埋めるように回転した流れが形成されます.水の流れで考えるとわかりやすいかもしれません.水の流れが,速いところと止まっているところの間に...
日々の天気図解析

2022/12/31 21:00の予想天気図

高気圧が張り出し,全国的に晴れる.北陸では雨.地上(等圧線・前12時間降水量)大陸の高気圧が日本の東まで張り出すため,全国的に好天の予想.北陸では,高気圧の外縁であることとJPCZにより雨模様.融雪障害に注意が必要.気象庁の天気図にはサハリ...
高層天気図の読み方

850 hPa予想天気図 (FXJP854)

今回は850 hPa予想天気図の読み方を解説します.850 hPaの高度と天気図としての役割850 hPaは高度にして約1500 mになります.1500 mというのは,日本のほとんどの陸地から十分に離れた高度であるため陸の摩擦がなく,下層大...
天気図に登場する用語集

相当温位

前回,天気図に登場する用語集で投稿した「温位」ではその定義と温度との違いについて説明しました.今回は「相当温位」を取り上げます.復習:温位温位とは,空気を乾燥断熱減率(1℃/100 m)で1000 hPaまで下降(上昇)させたときの温度でし...
日々の天気図解析

2022/12/30 21:00の予想天気図

東北~関東~東海で曇りの時間帯が多い地上(等圧線・前12時間降水量)関東地方に気圧の谷が形成され、空気の収束が起こりやすい状態である。850 hPa(等相当温位線・風)日本海中部にはJPCZによる弱い収束がある。関東地方の東では気圧の谷によ...