高層天気図の読み方 500 hPa予想天気図 (FXFE502) 今回は500 hPa予想天気図の読み方の解説をします. 500 hPaの高度と天気図としての役割 500 hPaは高度にして約5500 mになります.気象現象のほとんどが起こるのは高度0~11 km (気圧約1000~200 hPa)ですか... 高層天気図の読み方
天気図に登場する用語集 渦度・偏西風 渦度とは? 渦度とは一言で,流れの回転に伴う量です.下の例をご覧ください. 流れの速さに差が生じると,その間を埋めるように回転した流れが形成されます.水の流れで考えるとわかりやすいかもしれません.水の流れが,速いところと止まっているところの... 天気図に登場する用語集
日々の天気図解析 2022/12/31 21:00の予想天気図 高気圧が張り出し,全国的に晴れる.北陸では雨. 地上(等圧線・前12時間降水量) 大陸の高気圧が日本の東まで張り出すため,全国的に好天の予想.北陸では,高気圧の外縁であることとJPCZにより雨模様.融雪障害に注意が必要.気象庁の天気図にはサ... 日々の天気図解析
高層天気図の読み方 850 hPa予想天気図 (FXJP854) 今回は850 hPa予想天気図の読み方を解説します. 850 hPaの高度と天気図としての役割 850 hPaは高度にして約1500 mになります.1500 mというのは,日本のほとんどの陸地から十分に離れた高度であるため陸の摩擦がなく,下... 高層天気図の読み方
天気図に登場する用語集 相当温位 前回,天気図に登場する用語集で投稿した「温位」ではその定義と温度との違いについて説明しました.今回は「相当温位」を取り上げます. 復習:温位 温位とは,空気を乾燥断熱減率(1℃/100 m)で1000 hPaまで下降(上昇)させたときの温度... 天気図に登場する用語集
日々の天気図解析 2022/12/30 21:00の予想天気図 東北~関東~東海で曇りの時間帯が多い 地上(等圧線・前12時間降水量) 関東地方に気圧の谷が形成され、空気の収束が起こりやすい状態である。 850 hPa(等相当温位線・風) 日本海中部にはJPCZによる弱い収束がある。関東地方の東では気圧... 日々の天気図解析
日々の天気図解析 2022/12/29 21:00の予想天気図 寒気が南下し、全国的に気温が低下 東北北部より北の日本海側で雪 地上(等圧線・前12時間降水量) 東西の紫の線が平地での雪と雨の境界にあたる。日本海中部ではJPCZが解析される。日本のはるか東には等圧線のくぼみに沿って寒冷前線が解析できる。... 日々の天気図解析
日々の天気図解析 2022/12/26 21:00の予想天気図 東北北部~北海道は雪 北陸は雨 地上(等圧線・前12時間降水量) 大陸に新たな寒気が発生し、西高東低の気圧配置が続くが、前日、前々日と比べると緩む。 そのため、雨ないし雪の降り方は弱くなると予想される。 850 hPa(等相当温位線・風) ... 日々の天気図解析
日々の天気図解析 2022/12/25 21:00の予想天気図 寒気は緩むが、北陸~北海道の日本海側の地域では引き続き雪 中国地方以西では晴れ間も 地上(等圧線・前12時間降水量) 青塗りが降水が予想される地域である。日本海南部には大陸に向かって降水域が伸びており、これがJPCZに相当すると考えられる。... 日々の天気図解析
日々の天気図解析 2022/12/24 21:00の予想天気図 中国~東北南部の日本海側と東北の太平洋側では雨 東北北部の日本海側~北海道では雪 前日雪が積もって今日雨となる地域は雪崩や融雪に注意 地上(等圧線・前12時間降水量) 気圧配置としては、里雪型から山雪型に変化している。等圧線の走行が東西から... 日々の天気図解析