行動記録
1/19 ほりで~ゆ~四季の湯駐車場で前夜泊
1/20 5:10 駐車場 ~ 11:20 P2178 ~ 14:10 前常念岳避難小屋
1/21 7:10 前常念岳避難小屋 ~ 8:20 常念岳 ~ 9:20 前常念岳避難小屋 ~ 16:00ほりで~ゆ~
トレースが残っており、有難く頂けたため登りに時間がかからず1日で前常念岳まで行くことができた。
1/20 日本海を低気圧が進んだ
9時の時点で前線が明瞭で、このあと寒冷前線の通過に伴い天候が悪化することは分かっていた。当初はP2178でテントを張る予定であったが、嬉しいことに早く到達できたため20日中に前常念岳まで上がることを決めた。11:30の時点でSCWを確認し、15:00頃から雪雲が常念山脈を覆う予想になっていた。
しかし実際には13:00過ぎから辺りがガスり始め、風が吹き始めた。よく考えれば15:00は雪雲が到達するタイミングで、先行する雲群はもっと早い時間から覆う。ガスるタイミングはもっと早くなることを想定しなければならなかった。部活時代は行程中に天気サイトなどを見ずに登っていたため気づかなかった。雪が本降りになる前に避難小屋に到着できた。ただ雪で埋まっていたので掘り起こしに30分ほどかかった。
21:00には寒冷前線が通過し、大陸から高気圧が東進してきた。現地では16:00からNHK第2で放送される気象通報を基に天気図を描きつつ、ヤマテンなどを見ながら翌日の行動を相談した。6:00頃まで風が強い可能性が指摘されていたため7:00出発とした。
1/21 高気圧が張り出し快晴
実際、6:00時点で北アは等圧線の間隔が狭い範囲にあった。ただ低気圧が通過したこともあって、安曇野方面は雲海、主脈では快晴という最高の条件になった。
9:00の時点では高気圧に覆われ、付近も穏やかであった。一般に低気圧が通過すると西高東低の気圧配置になり風は強まるが、今回は低気圧と共に高気圧も東進していたことで西高東低の気圧配置にならず、天候は穏やかになっていった。出発前日までに高気圧が東進する予想を確認していたため、森林限界を越えた範囲での行動も2日目(1/21)なら問題ないと考え、山行を決定した。
天気図は気象庁「過去の天気図」より引用
気象庁|過去の天気図 (jma.go.jp)
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