2024/02/13 09:00の予想天気図:谷川・丹沢

日々の天気図解析

【今日の予想対象山域:谷川連峰・丹沢山地】

地上(等圧線・前12時間降水量)

南高北低の気圧配置となり、各地で晴れる。谷川、丹沢ともに終日晴れる予想。気温の上昇も予想され、雪崩や雪庇の崩壊に注意が必要。

500 hPa(等高度線・渦度)

寒帯前線ジェットの北系は北海道よりも北に北上し、冬の空気が後退する。谷川や丹沢は南系の強風帯にあって、風がやや強まる予想。

850 hPa(等相当温位線・風)

285 K以下の寒冷乾燥空気が北海道の北まで北上し、冬の空気が後退する。谷川では30 KT (=15 m/s)の西風が予想されていて、湿った空気の流入はほとんどない。丹沢でも西風で、晴れる。

850 hPa(等温線)&700 hPa(鉛直p速度)

日本海で上昇流域が予想されているが、顕著でない。また、下層での空気の上昇が小さいため雲の発達は見込めない。気温は谷川、丹沢ともに1℃の予想。前日と比べて気温が上昇する。

700 hPa(湿数)&500 hPa(等温線)

全国で乾燥域で、雲の発達は見込めない。気温は、谷川で-25℃、丹沢で-24℃の予想。気温減率は0.63℃ /100 mで条件付き不安定のレベルと考えられるが、下層での空気の上昇が予想できないため、自然対流は発生し辛いか。

本投稿は気象庁「数値予報天気図」を加工して作成しています。

気象庁 Japan Meteorological Agency (jma.go.jp)

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