2024/02/07 09:00の予想天気図:日光・八ヶ岳

日々の天気図解析

【今日の予想対象山域:日光連山・八ヶ岳】

地上(等圧線・前12時間降水量)

強いて言えば弱い山雪型の気圧配置だが、目立った特徴が言えない気圧配置である。日光では、新潟沖に予想している低圧部の影響で雲に覆われる時間があるが、概ね晴れると予想できる。八ヶ岳でも晴れる予想であるが、下層の風の収束によってはこちらも雲覆われる時間があるか。

500 hPa(等高度線・渦度)

日光も八ヶ岳も寒帯前線ジェットの北側のあって、稜線上で強い風は見込まれない。

850 hPa(等相当温位線・風)

新潟沖に低気圧性循環を予想していて、これが低圧部にあたる。これが東に進むことで、日光では一時的に曇りとなることが考えられる。東海沖で南西風を予想していて、内陸では北西風を予想していることから、八ヶ岳周辺で風の収束が起こって雲が成長する可能性が考えられる。

850 hPa(等温線)&700 hPa(鉛直p速度)

顕著な上昇流域には覆われない。気温は、日光で-7℃、八ヶ岳で-5℃の予想。

700 hPa(湿数)&500 hPa(等温線)

気温は、日光で-27℃、八ヶ岳で-23℃。気温減率は、日光で0.51℃ /100 m、八ヶ岳で0.45℃ /100 m。新潟沖の低圧部は湿潤域と予想している。この低圧部が東進して、影響を受けると考えられる日光では日中雲に覆われる時間があると考えられる。気温減率が大きくないため、強い対流にはならず、雪にはならない?八ヶ岳でも、収束が大きく起こらない限りは、強い対流にはならず曇りで留まるか?

本投稿は気象庁「数値予報天気図」を加工して作成しています。

気象庁 Japan Meteorological Agency (jma.go.jp)

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