2023/12/09 09:00の予想天気図:谷川・八ヶ岳

日々の天気図解析

【今日の予想対象山域:谷川連峰・八ヶ岳】

地上(等圧線・前12時間降水量)

日本の南の高気圧に覆われて各地で晴れる。谷川、八ヶ岳も終日晴れの予想。大陸の奥には1040 hPaの高気圧が控えており、今後冬型の気圧配置になるか。

500 hPa(等高度線・渦度)

寒帯前線ジェットにより形成される、気圧のリッジが支配的で、晴れやすい状態。ただし、ジェットの強風の範囲が広く、八ヶ岳の稜線上ではやや風が強いと見込まれる。

850 hPa(等相当温位線・風)

サハリンの低気圧の接近により、谷川では西よりの風がやや強まる予想。その低気圧の背後には270 K以下の寒冷乾燥空気が控えている。

850 hPa(等温線)&700 hPa(鉛直p速度)

低気圧の暖域により、各地で暖かくなる予想。気温は谷川で6℃、八ヶ岳で7℃の予想。低気圧の背後には-24℃以下の寒気が控える。

700 hPa(湿数)&500 hPa(等温線)

大気中層では温度成層が安定している。湿潤域はサハリンの低気圧に沿って解析できる。気温は、谷川で-19℃、八ヶ岳で-18℃。気温減は0.59℃/100 m。で条件付き不安定。

本投稿は気象庁「数値予報天気図」を加工して作成しています。

気象庁 Japan Meteorological Agency (jma.go.jp)

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