2023/06/26 09:00の予想天気図

日々の天気図解析

九州や中国四国の山域を除き、引き続き晴れる予想。ただし、日本の東へ抜ける高気圧の後面にあたる、太平洋側の山域では雲が沸きやすくなる。

地上(等圧線・前12時間降水量)

日本の東海上に高気圧が進む。その高気圧の後面の南寄りの風によって湿った空気がもたらされ、太平洋側の山域では標高の低いところから雲が湧いてくる。

500 hPa(等高度線・渦度)

日本列島は概ね気圧のリッジに覆われるため、天気の大きな崩れはないと予想できる。九州では、9時現在で九州の西にあるリッジが通過し、午後にかけて気圧の谷が接近する。そのため午後は上空の雲も沸き、雨となる予想。

850 hPa(等相当温位線・風)

太平洋高気圧の中心が西へ移動し、日本のすぐ南まで入った。午後にかけてその中心はさらに北西に進む予想。そろそろ沖縄や奄美は梅雨明けになるか?日本列島の太平洋側では日本を横断する高気圧による南よりの風と、太平洋高気圧の南西よりの風により、湿った空気が供給される見込み。そのため、午後には曇りとなる予想。

850 hPa(等温線)&700 hPa(鉛直p速度)

太平洋高気圧の縁にあたる東シナ海~九州~日本の南海上にかけてと、黄海の低気圧付近に上昇流域が広がる。それ以外、列島付近に顕著が上昇流域はない。華北には21℃の暖気があり、東へ進む。先日のような急激な気温上昇がこの先見込まれる。

700 hPa(湿数)&500 hPa(等温線)

上昇流域同様に、太平洋高気圧の縁に沿って湿潤域が広がる。九州や中国四国はその影響で曇りがち。等温線の分布は、細かい周期で寒気の南下と暖気の北上を示している。

本投稿は気象庁「数値予報天気図」を加工して作成しています。

気象庁 Japan Meteorological Agency (jma.go.jp)

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