2023/06/19 09:00の予想天気図

日々の天気図解析

全国的に晴れる。北海道や東北ではトラフの通過のため稜線上や高層で雲が沸く。北アルプスや四国中国では午後にわか雨に注意。

地上(等圧線・前12時間降水量)

停滞前線は日本の南海上に伸びる。列島は概ね日本海の高気圧に覆われるため、天候が安定する。

500 hPa(等高度線・渦度)

寒帯前線ジェットの蛇行に応じて、トラフとリッジが進む。トラフは北海道から東北にかけて伸びており、この負渦度域が重なるため当該山域では稜線や高層で雲が沸く可能性あり。その他の山域ではリッジの支配下にあり、安定する。

850 hPa(等相当温位線・風)

日本海の高気圧による北よりの風が広い範囲で吹いて安定するが、午後になると、北アルプスから中国地方にかけての日本海側や近畿四国で相当温位の傾度が大きくなる。そのため、急速に雲が発達してにわか雨となる可能性がある。

850 hPa(等温線)&700 hPa(鉛直p速度)

日本列島は概ね下降流域に覆われて安定する。昨日と違って18℃の等温線は覆わないが、引き続き暑い。地上では30℃前後、アルプスの主稜線でも10℃近くなるか。

700 hPa(湿数)&500 hPa(等温線)

乾燥域に覆われるが、850 hPaで述べたように午後の天気の急変には注意。日本を沿うように温度のトラフが伸びる。寒気の中心は昨日からほとんど位置を変えておらず、停滞気味か?

本投稿は気象庁「数値予報天気図」を加工して作成しています。

気象庁 Japan Meteorological Agency (jma.go.jp)

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