2023/05/24 09:00の予想天気図

日々の天気図解析

東北南部や上越の山域、北アルプスなどの日本海側では北風が強まり雲が広がる予想。太平洋側は晴れやすく、西日本ほど晴れる。

地上(等圧線・前12時間降水量)

低気圧は次第に東の海上へと抜けていく。大陸から高気圧が進むため晴れやすくなるが日本海側では曇る。

850 hPa(等相当温位線・風)

低気圧後面の風と高気圧前面の風が合流するため、北風が卓越する。その北風は日本海側の山域にぶつかり、標高の低いところで雲が広がる見込み。ここで標高が低いとしたのは、風速があまり大きくないことや、上空と海上の温度差が冬ほど大きくなく雲が上空まで成長しないと予想されるため。

850 hPa(等温線)&700 hPa(鉛直p速度)

温度のトラフに覆われ、24日も寒さが戻る見込み。中部山岳地帯では標高1500 mで概ね3℃の空気に覆われ、主稜線の標高では空気も乾燥していることから-5℃前後となるでしょう。朝夕の防寒対策を。

700 hPa(湿数)&500 hPa(等温線)

上空の温度のトラフは低気圧にに対応した。低気圧の中心軸は鉛直に立っており、今後衰退する。しばらく冷たい空気が覆いそう。地上の高気圧により地表が温められると上空との温度差が大きくなり大気の成層が不安定になりやすくなる。

300 hPa(等高度線・等風速線)

※300 hPa天気図は予想時刻が05/23 21:00であることに留意。

今後ジェットの蛇行は小さく、また風速も小さく、安定する見込み。

本投稿は気象庁「数値予報天気図」を加工して作成しています。

気象庁 Japan Meteorological Agency (jma.go.jp)

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