2023/05/03 09:00の予想天気図

日々の天気図解析

全国的に晴れて安定する。ただし、北海道と東北北部の山域の稜線上では風が強くなる見込み。

地上(等圧線・前12時間降水量)

広く高気圧に覆われ、安定する。絶好の登山日和。大陸では、華中で雨がまとまって降る地域がある。

850 hPa(等相当温位線・風)

高気圧の中心は東海地方に。その高気圧の縁にあたる北海道や東北北部では850 hPaで西の風が最大40 KT (=20 m/s)で吹く予想となっているため、開けた稜線では風に注意が必要。華中の降雨域では風のシアが解析される。南寄りの風で湿った空気が供給されて、雨が降りやすくなっている。

850 hPa(等温線)&700 hPa(鉛直p速度)

日本列島は概ね9℃の空気に覆われる。西から次第に暖かい空気が流入し、4日にかけて日中の気温が上がる見込み。高気圧性循環により日本海側では上昇流域が解析されるが、空気が乾燥しているため雲の心配はなさそう。華中では上昇流域と下降流域が乱立している。これは停滞前線の特徴。

700 hPa(湿数)&500 hPa(等温線)

カラッとした空気で快適な陽気となりそう。温度のリッジが支配的で、相対的に暖かい空気が供給される。華中の降雨域では湿潤域が覆う。

300 hPa(等高度線・等風速線)

※300 hPa天気図の予想時刻は05/02 21:00であることに留意。

リッジが支配的であり、天候は安定する。次のトラフの接近までは時間があり、数日は晴れが続く見込み。

本投稿は気象庁「数値予報天気図」を加工して作成しています。

気象庁 Japan Meteorological Agency (jma.go.jp)

予想への意見・反論・質問はぜひこちらから!

タイトルとURLをコピーしました