2024/02/14 09:00の予想天気図：八ヶ岳・越後

高気圧が東進して、次第に南よりの風となっていく。また、黄海付近で前線が予想できる。八ヶ岳では晴れる予想。越後でも概ね晴れるが、越後山脈の北部では曇りや雪となる。気温が高く、雪崩などの融雪障害に注意したい。

強風の範囲は幅広いようで、八ヶ岳では稜線上で風が強い予想。

前日に引き続き285 K以下の寒冷乾燥空気は北へ後退。越後では30-40 KT (=15-20 m/s) の西風と予想している。八海山などの南部の山域では能登半島に防がれて晴れる予想だが、守門岳など北部に行くと霧や雪(下部では雨)となる。八ヶ岳では、下層では風が10 KT程度と弱く、雲が湧く心配はないが、夜にかけて次第に南風に変化し、湿った空気が流れ込みやすくなる。

広く上昇流に覆われるが、顕著でない。九州の南西沖に極大域を予想しているが、これが地上の降水域と重なる。気温は、八ヶ岳、越後ともに3℃と高い。

広く乾燥域で、大気中層までの雲の発達は見込めない。九州の南西沖の湿潤域が地上の降水域と重なる。気温は、八ヶ岳で-22℃、越後で-23℃。気温減率は0.58 ℃ /100 m程度で、条件付き不安定のレベルと考えられる。