2023/11/22 09:00の予想天気図：立山・富士山

東海上の高気圧に覆われる。今日いっぱいはこの高気圧に覆われるが明日以降天気は下り坂。華北に低気圧が発生し、これが日本海に進む予想。

リッジに覆われて安定しているが、これも次第に遠ざかる。華北でトラフが発達しており、21時の予想では2つ解析しているトラフが合流して深まり、地上低気圧と対応すると考えられる。これによって地上低気圧は今後発達すると予想できる。

北日本では西風、西日本では南～南西の風が卓越する。立山や富士山では南西の風となる。立山では南西の風のときは雲が湧きにくいと考えられ、広く晴れると予想できる。また、風も強まらない見込み。富士山では南西の風のとき東海沖から風を受ける。9時の予想では5 KTだが、21時の予想では15 KTとやや強まるため、午後は雲が湧いてくると考えられる。

温帯低気圧の特徴が明確に現れている訳ではないが、21時の予想では平地でも雪となる目安の-6℃以下の寒気を伴って、等温線が南に凸となっている。また、低気圧の前面にあたる黄海、朝鮮半島、沿海州で広く上昇流域となる。気温は立山で8℃、富士山で9℃の予想。

大陸に温度のトラフが控える。その前面、華北に湿潤域が解析できる。等温線は南に凸となり始めていて、21時の予想では-42℃以下の寒気を伴って東進する予想。また、山で大雪の目安となる-30℃線は21時の予想で既に北緯40度に到達しており、今後さらなる南下が見込まれる。気温は立山で-17℃、富士山で-16℃。気温差はどちらの山域でも25℃で、今後この気温差が大きくなる予想。