2023/11/21 09:00の予想天気図:八ヶ岳・丹沢

日々の天気図解析

【今日の予想対象山域:八ヶ岳・丹沢山系】

広く高気圧に覆われて穏やかになる見込み。東海沖で低気圧が発生して丹沢では雲が湧く。時折雨の可能性があるが影響は小さい。八ヶ岳では終日晴れる。

地上(等圧線・前12時間降水量)

広く高気圧に覆われる。東海沖には気圧の谷が解析でき、ここに低気圧が発生する。しかし勢力が強いものではないと考えられる。

500 hPa(等高度線・渦度)

深いトラフが通過し、日本列島ではリッジが支配的である。このため、全国的に安定している。台湾周辺では亜熱帯ジェットの蛇行によるトラフが形成されていて、これが南岸低気圧を発生させる可能性があるため動向に注意したい。

850 hPa(等相当温位線・風)

東海上の低気圧の影響で、東海沖から風が吹く。丹沢では最大20 KT (=10 m/s)の風が予想されていて、南斜面から雲が湧いてくると考えられる。八ヶ岳周辺では西よりの風となり海の湿った空気の影響は受けず、晴れると予想できる。

850 hPa(等温線)&700 hPa(鉛直p速度)

日本海には暖気が流入し、寒さは和らぐ。気温は、八ヶ岳、、丹沢ともに5℃の予想。

700 hPa(湿数)&500 hPa(等温線)

上空でも寒気が抜けて、日本列島周辺では温度勾配が緩やかになる。気温は、八ヶ岳、丹沢ともに-16℃の予想。気温減率は0.5 ℃/100 mで概ね安定。

本投稿は気象庁「数値予報天気図」を加工して作成しています。

気象庁 Japan Meteorological Agency (jma.go.jp)

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