4:15 大倉 ~ 6:55 塔ノ岳 ~ 8:00 丹沢山 ~ 9:20東峰 ~ 11:30 宮ケ瀬湖
3/31 高気圧に覆われるも高曇り
関東付近は朝鮮半島とオホーツク海の高気圧に挟まれた状態。高層に気圧の谷が通過していたことを把握している。
塔ノ岳山頂では7時頃、北西の風が吹いていた。
6時の天気図は3時からほとんど変わらず、北西の風という情報から朝鮮半島の高気圧の勢力下にあったと推測できる。丹沢山地は南側と東側が海に面している。北西側から風が吹いていたということは、海から水蒸気が運ばれることはなく、丹沢周辺は乾燥して安定すると言えた。安心して歩みを進めた。
8時頃も状況は変わらず。ただ面白いものを見つけた。
ハロ現象と長い飛行機雲。ハロ現象は上空に巻層雲があるときなどに観測される。また、飛行機雲が長いと上空が湿っていると言われる。どちらも上空の大気が湿っていることを表す証拠と考えられる。上空には気圧の谷が入っていたことからやはり大気高層では曇り=高曇り状態であったと言えるだろう。
私が下山した12時頃も状況は変わらず。終日穏やかで過ごしやすい気候だった。いつも丹沢はトレーニングの場として訪れていたが今回初めて楽しもうという気持ちで向かった。特に丹沢主稜線はなだらかで、心も落ち着いた。
天気図は気象庁「過去の天気図」より引用
気象庁|過去の天気図 (jma.go.jp)
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