2023/01/29 21:00の予想天気図

日々の天気図解析

北陸~北海道の日本海側で引き続き雪。

地上(等圧線・前12時間降水量)

日本の南海上と北海道に高気圧が張り出しており、その間にあたる沿海州~東日本には低気圧が散発する。季節風は弱まるが高気圧性循環の風の合流により実質的に季節風となり引き続き日本海側では雪となる模様。

850 hPa(等相当温位線・風)

大陸の南北の高気圧による風が日本付近で合流し、実質的に季節風となる。風速は弱いが雪をもたらす。新潟県沖には風の収束が解析でき、規模は大きくないがJPCZである。

850 hPa(等温線)&700 hPa(鉛直p速度)

日本海側の地域と、地上で低気圧が解析された領域の上空が明瞭な上昇流域に対応している。関東地方~東海地方は山から下りてくる下降気流のほうが明瞭なようだ。

700 hPa(湿数)&500 hPa(等温線)

地上低気圧が散発する沿海州~東日本を中心に湿潤域が解析される。該当の地域は雨雪とはいかずとも曇りとなる予想。

300 hPa(等高度線・等風速線)

太平洋のジェットの蛇行がとんでもないですね。まるでヘアピンカーブ。それはさておき北海道の北で高層の低気圧が渋滞しているようで、トラフの通過が遅く後続のトラフが昨日から深まりながら接近している。ジェットの流れから切り離されて詰まっているか?

本投稿は気象庁「数値予報天気図」を加工して作成しています。

気象庁 Japan Meteorological Agency (jma.go.jp)

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